「背筋が凍るぜ」の台詞がリフレイン

「誰も守ってくれない」を観ました。

タイトルの台詞は刑事に扮する佐藤浩市と松田龍平のかけあい。
ストーリーが進むうちに「出るぞこの台詞」と思ったタイミングで出るので
ちょっと笑えた。ここだけが救い?

panchanさんにTBです。


少年犯罪について受け手に問題提起するような映画でした。
(STORYはサイトをどうぞ)
今の世の中、身近で起こりえる他人事じゃない犯罪を
じっくり考えてみたい方、是非観ていただきたいです。

感想

人物像として
佐藤浩市:プライベートでも色々あるちょっと影ある刑事役がお見事。
志田未来:目力すごっ!可愛い顔して憎ったらしい部分があったり…でも過酷な役、うまい。
松田龍平:ひょうひょうとした刑事のキャラがぴったり。静かに熱いオトコ。
佐々木蔵之介:ちょっと怖いマスコミ。 目、病的に怖いってば…俳優としては好きなんだけどな。
佐野史郎:佐藤浩市の上司。冷徹で無感情な人物を演じたら右に出る者ナシって感じ。
柳葉敏郎:子供を殺害された被害者遺族。1番感情移入してしまったかも。
石田ゆり子:ぎばちゃんの嫁役。静かにはかなげで耐え忍ぶ姿。抱きしめたくなる(え
木村佳乃:佐藤浩市の主治医。ちょっとひく…なんかいやらしさが…

きっと人と違うのだろうけど…刑事なら何してもいいのか?と思う部分。
逮捕で乗り込む時、植木鉢を蹴飛ばしグチャグチャ。
暴れて手がつけられない犯人じゃあるまいし人としてどうなの?とちょっと怒りを覚えた。

戸籍のシーン
これってあり?ホントにあるの?と冒頭シーンで呆気にとられた。
淡々と業務遂行する役場の人を知らないうちに口をあけてみてしまってた自分…

ネット書き込み
これ、すごく腹が立った。
面白おかしく人の個人情報垂れ流し、悪いこととも思わない。
顔が見えない強みで好き放題…取締りが追いつかない現状。
手をグーにして観てた。なんか悔しい。
で、ひっかき回したあげく飽きるのも早っ!まったく…(怒)

志田未来のBF役
こいつ最低!!
15歳でこの裏表のある性格は先が思いやられる。
今の子ってこうなのかな…と腹が立つと同時に悲しかった。

ギバちゃんの役
途中で本音で怒鳴りまくるあの台詞こそが被害者の心なんだろう。
誰かを恨まないと怒りの矛先を向けていないと生きていられない、
それでも生きていかなきゃいけない、前に進むために必死で感情を抑えながら生きてる。
最後に救いがあって本当によかった。

観ていて感じたのは自分は親の目で見てしまうなぁ…ということ。
結論としては最終的に問題は家庭環境と親の教育かなと。
起こるべくして起こった事件、なんだろうなと思った。
勉強ばかりしていればいいというものでもないし
自分の思い通りにならないからと手を上げるのはナンセンスなんだけど。
優秀な子として育った親が陥る過ち?
子供こそ思い通りにならない、ひとつの個性だと認めないことには
人間形成はできないんじゃないだろうか…
子供との接し方、毎日顔をあわせていれば何かしら態度の違いに気づくもの、
子供のSOSは見逃さないようにしなきゃいけない親の仕事だと思うのだけど…
ま、自分の子育てが正しいとはいえないし
偉そうなことは決して言えません、はい(汗)

毎日あふれるほどの犯罪情報を得ているけれど
何も悪くない被害者家族、加害者家族
それを批判することが正義と信じて攻撃する一般市民
佐々木蔵之介の台詞で「加害者家族は死んで詫びろ」とあったのだけど…
これがまともなのだろうか?

もしも
自分の家族が被害にあったら…
自分の家族が犯罪を犯したら…
自分はどうするだろう どうなるんだろう…
まともな神経でいられる自信は…ない。

長々と書いてしまったけれど自問自答しても答えはみつからないので
観て感じてくださいとだけ、はい。
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by miniusagi52 | 2009-02-05 19:56 | TB

きてくれてありがとう


by みにうさ
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