リレー小説37話 3回目いきます!!

つなげましょう!!
無理矢理にでも(爆
kaede-cogito さんからです
********
その事件は3年前、今日のような真夏の暑さの日に起こったのだった。

肌にからみつくねっとりとした空気が、ぞうきんのごとく絞ってしまいたいと思わせるほどに不快だった。

狂ってしまいそうな私の心中を知ってか知らずか、胸元に光るルビーだけはひんやりと冷たく、それが私を余計に苛立たせた。

強烈な日差しが作り出す影が、アスファルトにコントラストを色濃く描き、清涼飲料の曇ったガラスのビンが歩道に転がっていた。

ふと、ガラスのビンを蹴ろうとしたとき、耳に覚えのある声が聞こえてきた。

どうやらその声は、近くに路上駐車されてある車のカーステレオから聞こえてくるようだ。

「だからさっきもいったけど、嘘じゃないの、私みたんだから……」

それはもう半年も音信不通の親友の声だった。その声がなぜカーステレオから…

彼女は私の幼馴染で、生まれた時から高校まで一緒のアパート、一緒のクラスだったので、まるで双子のように互いを思っていた筈だった。

それが2年前「私、芸能人になりたいの!」と言って彼女は東京に引越してしまったのだが、半年前からパッタリと連絡が途絶え心配していたのだ。

「何で元気なら元気と連絡くらい…」とつぶやく私の声に、カーステレオの向こうにいるはずの彼女が答えた。

わたしは耳を疑った。「お願い!ボリュームを上げて!」慌てて車に駆け寄った。

車で眠っていたらしい男は怪訝そうな表情を浮かべて体を起こし、ボリュームをあげた。彼女の声が聞こえる。

ちょっとくせのあるハスキーボイス。相変わらず、メンソールの煙草は手放せないのだろうか。

「確かに あの人だったのよ。間違いないわ。。」

「死んだ?死んだ?と思っていた………、マリリン・モンローだったのようぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

…わたしの心の中に小さく、それでいて確かな…殺意が芽生えたのを、感じた。

「お兄さん、この声の主…誰だか知ってる?」わたしは車の男に問いかけた。

「お嬢さん、まずは君の名前から聞かせてもらいたいものだね」と男は答えた。

気持ちを落ち着かせ、男の顔を真正面から見る。と、それは見覚えのある刑事の顔だった。

「よぉ、久しぶりに出会いましたな、お嬢さん」男は、愛想笑いの1つもせずに鷹揚に答えた。

そして半年前の事件のことを切り出そうとして、しかし自分でもあの恐怖を思い出し躊躇した。そしてこう言った。

「なぜ ”日本縦断 骨壷を盗む会”の 幹部になったのだね?」

そのとき助手席から、私の幼馴染の、少しピント外れの声が響いて来た。

そう、そこにはカーステレオから聞こえてきたラジオドラマの声の主、私の唯一無二の親友だった女の姿があった。

「ひさしぶりね。相変わらずそのルビー、肌身離さずにいるのね」メンソールのタバコをくゆらせながら 彼女は笑った。

ルビーは彼女の誕生石である。同じ7月生まれだった母の形見だ。

母は彼女が東京へ行く少し前に突然亡くなった。死因は心臓発作ということで、事件性はないと警察は判断したが、不可解な点がたくさんあり、私は2年たった今でもその死因に疑問を抱いていた。

あっ!あなただったのね!2年前、突然、逃げるように東京に行ってしまったのは何故?やっぱり、日本縦断骨壷を盗む会・会長マリリン・モンロー尊士と母との事!何か知っているのね!

私は彼女の胸倉をつかんでまるでマンガのようにブンブン振り回したかったのだが、あの刑事がいるので自分を抑えた。

半年前の事件で散々な目に合わされたタコみたいな刑事と親友だった女の接点が分からない。背中を汗がつたった。

そんな私の心中など構わぬかのように男は車のドアを開ける。車内の涼しい空気とメンソールの危険な香りが私を誘っていた。

そこに、ヒラヒラと舞い降りるものが。よくみると手紙のようだ。どうやら、車のドアに挟まっていたみたいだ。

それはさっき道玄坂で拾った女子高生が挟んでいったメルアドと一緒にギャル文字で”まナニぁそレま" ”・・・と、一瞬 私の”しまった”という表情を刑事は見逃さなかった。

「どうしてこれがここに?」穏やかでない心中を悟られぬよう、わざとゆっくりとした口調で刑事に向かって投げかけた。

その質問には、刑事ではなく彼女が答えた。「あの女子高生…あなたのお母さんにとっても関係がある、って、言ったらどうする?」

「そのルビー、本当はあの女子高生の手に渡るはずだったのに…」彼女は憎々しいとでもいうような表情で語り続けた。

★☆★☆★☆【トラバ1行リレー小説テンプレ】☆★☆★☆★☆★
【ルール】
 前の人の記事にトラックバックをしてください。
 そして、前の記事までの文章をコピペしてから、
 続いて参加する文章を1行だけ書きます。
 1行の文章長さは常識の範囲内とします。
 そのようにしてTBしながら小説を完成させていってください。
【小説連載期間】
 記事に書ける最大の文字数の「10,000文字」で完成させて下さい。
 (テンプレを含む)
もしくは 
 「最後に書かれた記事から3日間トラックバックがない」時は
 即連載打ち切りとなります。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをして小説をつなげて
 いってください。(連続でなければ何度でも参加OK)
 あらすじも随時企画元ブログにてまとめていきます。
 果たして10,000文字で小説を完成させることが出来るのか?

※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい

企画元 毎日が送りバント(http://earll73.exblog.jp/)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

どんどん難しくなってきますね(汗

おあとは よろしくです  m(__)m
[PR]
トラックバックURL : http://miniusagi.exblog.jp/tb/706040
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from はい こちらサポセン。 at 2004-07-23 19:22
タイトル : 〆 リレー小説38話
その事件は3年前、今日のような真夏の暑さの日に起こったのだった。 肌にからみつくねっとりとした空気が、ぞうきんのごとく絞ってしまいたいと思わせるほどに不快だった。 狂ってしまいそうな私の心中を知ってか知らずか、胸元に光るルビーだけはひんやりと冷たく、それが私を余計に苛立たせた。 強烈な日差しが作り出す影が、アスファルトにコントラストを色濃く描き、清涼飲料の曇ったガラスのビンが歩道に転がっていた。 ふと、ガラスのビンを蹴ろうとしたとき、耳に覚えのある声が聞こえてきた。 どうやらその声は、近くに路上駐車されてある車のカーステレオから聞こえてくるようだ。 「...... more
Commented by iamyoursun at 2004-07-20 23:28
みにうささーん、さすがです。
心配してたので、一安心しました!
Commented by miniusagi52 at 2004-07-20 23:30
ぎりぎりセーフでつか?(笑)
もうハラハラするよね( ̄ー ̄;

あとは他力本願で よろしくぅm(__)m
Commented by miniusagi52 at 2004-07-21 00:03
明日はまた残業なので今日は寝ます

朝起きたら
トラバされてることを願って…

うなされないように祈っててくださいねぇρ(。。、)

おやすみなさいまし♪(* ̄・ ̄) ちゅ
Commented by iamyoursun at 2004-07-21 00:05
ゆっくりおやすみなさい。ちゅっ。
Commented by earll73 at 2004-07-21 00:57
おお、助かりました!
ありがとうございます。
ではでは、おやすみなさい。ちゅっ。(キモイ)
Commented by Kurt. at 2004-07-21 01:06
またギリギリだったんですね〜。おやすみなさ〜い。
(*^ヽ^) ンー…… (*^・゚)ノ~チュバッ☆
Commented by kaede-cogito at 2004-07-21 14:42
楓です。
どうもつなげていただいてありがとうございました
どうなることやらとずっと気をもんでいました(苦笑)

このあとどうなるのかな~
Commented by iamyoursun at 2004-07-21 17:19
みにうささーん、おかえりん。
今日は飲みに行ってまいりまする。
Commented by miniusagi52 at 2004-07-21 21:54
たくさんのコメントで驚き(☆。☆)
☆萌ちゃんいいなぁ…楽しんできてね

☆earll73さん ココでSTOPしたらごめんなさい(涙

☆Kurtさん ほっとけないタチでして(苦笑
 墓穴掘ったようですが(涙

☆kaede-cogitoさん、難しくしちゃって誰もつないでくれなかったらみにうさのせいです ごめんなさい(涙

さて 残業の汗流してご飯にしまする。。。
疲れやんした(ノ_・、)シクシク
Commented by mitsu-ken at 2004-07-23 19:24
繋げました。3回目ですね。
そのうち姉さんとデキてるんじゃないかって疑われる気がします。
まぁデキてるんですけどね( ̄ー+ ̄)
Commented by miniusagi52 at 2004-07-23 19:33
感動中…ありがと!ありがと!!ありがとぉぉぉ!!!
もうダメかと思ってた…(涙
今テンションがめっちゃ低空だから
ココで止まったら立ち直れないところだった
丁度 アールさんにごめんなさいコメント打ってたところだったの
すごいタイミングでのトラバ 
そういう意味でも 鳥肌立ってます今(汗

感謝m(__)m
ひろってくれるのはken2しかいない
やっぱりアナタしかいないんだわ♡
Commented by mitsu-ken at 2004-07-23 19:50
そんな大げさな(笑
てか俺告白されてる!?(焦

あーお好み焼き喰いてー
ということで明日の夕飯はお好み焼きに決定。あ、キャベツがねぇ・・・
Commented by miniusagi52 at 2004-07-23 20:04
大げさじゃないよマヂマヂ
アールさんがね
大丈夫ですよ 救世主さまが(略 って(笑)
だからken2は救世主様ってことだね

企画いろいろ忙しいのにきてくれてありがとう
マヂ感謝m(__)m

あ キャベツ送ろうか?
届く頃には腐ってるけど( ̄ー+ ̄)
Commented by earll73 at 2004-07-24 00:43
このラインは黄金のラインですね(笑)
Commented by mitsu-ken at 2004-07-24 15:53
じゃぁオレ翼クンとっぴ♪
Commented by miniusagi52 at 2004-07-24 21:55
あーるさん
黄金…すごい比喩(笑)
無事つながって肩のにがおりました(脱力
Commented by miniusagi52 at 2004-07-24 21:57
ken2 なぁに?翼クンって(無知
でも なぁんかくやしいから 
先に とっぴ♪ は (((p(>o<)q)))いやぁぁぁ!!!

って言っておく まる(笑)
Commented by mitsu-ken at 2004-07-24 22:52
翼クンと岬クンは南葛の黄金コンビなのれす。
Commented by miniusagi52 at 2004-07-24 23:01
主役は譲ってあげるよ(渋々
岬クンもかわいいってわかったから岬クンにする(笑)
Commented by iamyoursun at 2004-07-24 23:20
じゃぁ、あたしは石崎君で。
Commented by mitsu-ken at 2004-07-24 23:42
石崎君をやるためには顔面ディフェンスをやるガッツが必要です
Commented by iamyoursun at 2004-07-24 23:44
頭突きは強いですたい。
ガッツも石松さんの次にあるですばい。
Commented by miniusagi52 at 2004-07-24 23:46
女の子なんだから
顔はやめて ぼでぃ(あぅ…
by miniusagi52 | 2004-07-20 23:01 | TB | Trackback(1) | Comments(23)

きてくれてありがとう


by みにうさ
プロフィールを見る
画像一覧