人間の尊厳、人権とはなにか

連日の日付変更残業でクタクタです。

今日の休みは気晴らししようと決めてました。
なので映画です(短絡的)

今日は「それでもボクはやってない」

STORY

大事な就職の面接を控えた日の朝、
大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを
痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった金子徹平。
連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。
その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。
徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼で
ベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、
いよいよ裁判が始まる…。

それでもボクはやってない - goo 映画


なんというか…
観終わって腹立たしく思えてしかたなかった。
日本の裁判ってこんなの?この程度なの?とショックだった。
やってないものはやってない。
そうでしょ?嘘言ってないでしょ?

…また入り込んで主人公と同じ気持ちになってしまった。
いかんいかん。

でも…
警察の取調べでの横柄な態度、決めつけて言う物言い、
仕事で何人、何百人と見てきているのだから
’こいつも同類’という思い込みからの取調べをしてしまうのだるうか。
それによって人ひとりの人生が180度変わってしまう怖さを
なんとも思わないのだろうか…

裁判官は立派な方だから公平な采配をしてくれるだろう。
それは裁判をしらない素人の考えなのかと
この映画をみて疑問に思ってしまった。

昨日の夕刊に弁護士の魂という記事があり、この映画のことが書かれていた。
(読んだのは今朝だったけど)
周防監督が痴漢冤罪事件をいくつも取材したと書かれていて
この映画の元になった事件を、この新聞記事で取り上げていた。
その中からの一文


痴漢事件は物証がほとんどない。
被害者には、言い逃れされる悔しさがつきまとう。
一方で、思い込みがあれば、誤って疑われた人の人生が暗転する。
痴漢無罪判決は98年からだけで20を超す。
無罪の人を罪に落とさぬように無罪推定の原則がある。
だが、今の裁判はむしろ有罪推定になってしまっていないかと思う。
否認した会社員の勾留は5ヶ月に及んだ。
認めれば釈放、否認すれば長期拘束。
そんな現状は自白を強いる「人質司法」とも評される。


数年前、会社のお金を盗んだという無実の罪で
付き合いのある会社のある人が拘留された話を思い出した。
何度も何度も責め立てられて
まったく眠らせてもらえなくて
自分がやりましたと認めさせるように追い詰められる
それでも否認を続けていると家宅捜索
家にいた奥さん、子供がひどく怖い思いをしたらしい
畳も全部ひっくり返して調べられたと…
結局その人はやってなくて
警察からの誤認逮捕についての謝罪の言葉は一言もなしのままだったと聞いた…



笑いもあり、映画としてはすごく見せてくれる映画だった。
キャストもベテランが勢ぞろいしているし
役所公司扮する弁護士の真摯な態度がこ気味いい。
もたいまさこ扮する母親の、息子を信じる親の思い、
人の記憶の曖昧さ、無責任さ、
色んな角度からみることができる映画でした。
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Commented by EF8SiR at 2007-01-26 00:25
オレもすごく気になって観たい映画のひとつなのですが。
観た後にどんよりするかも…なんて思うとイマイチ踏み切れませんでした。
ちょっと安心して観に行けそうです(時間つくれれば)

このごろのニュースなんかを見てると
行政にしても、司法にしても、立法にしても
なんかこう腑に落ちないことばっかで
ホントすっきりしない世の中だなぁって思います。
年とったせいなのかなぁ(*´д`;)…
Commented by miniusagi52 at 2007-02-20 22:35
☆EF8SiRさん、おひさしーです。
 映画、観ましたか?
 すっきりしない世の中、すっきりしない職場環境
 なんだかなぁ…ですわ( -_-)フッ

by miniusagi52 | 2007-01-25 23:20 | 映画 | Trackback | Comments(2)

きてくれてありがとう


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