前向きに検討します。

県庁の星を観て来ました。

STORY
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とある県庁のキャリア公務員である野村(織田裕二)は
マニュアル通りにそつなく仕事をこなし常に出世だけを目指す男。
ある日、民間企業との人事交流研修の7人のメンバーの中に選出され
野村の研修先は二宮あき(柴崎コウ)の勤める売れないスーパー「満天堂」
マニュアル通りにしか動けない「県庁さん」はスーパーにとってお荷物でしかなく
一緒に働く店員にとってもお役所の論理は民間には必要のない邪魔なものだった。

この研修期間中に野村は出世のためのプロジェクトから外され、
大手企業の社長令嬢との婚約も破談になり何もかも失くしてしまった。

そんな中、野村の支えとなったのは二宮。
頼りない店長の代わりに経営危機に瀕したスーパーの改革に乗り出す二人。
「県庁さん」の経営分析によりスーパーを救うためにと徐々に仲間が動き出す。

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感想

STORY的には先の読める よくある話って感はあったけれど
私は以前、スーパーで働いた経験があるため
とても近しい内容で楽しめた。
いつも映画を観る時には主人公の気持ちとリンクしてしまう部分があるのだけど
この映画では完全に反発してしまった。
あ~ウザいコイツって(笑)

バックヤードの在庫管理や 惣菜コーナー・レジの接客対応
それぞれの担当部門のプライドや懐かしく思えて楽しかった。

それおかしくない?と思ったのは
野村が始めた高級素材のお弁当の販売。
経営危機に瀕したスーパーのどこに予算があるのか?
勝手に高級材料を発注していいのか?
売れ残り分の原価割れ分は単純にどうしたの?
なのに前年同月比130%ってどういう計算?

突っ込むべき要素は多々あったけれど 
この映画の最終的な結論が
いつも私はココに書いているけれど
「仕事は人」という結論に達するわけで 
それはそれで 「ほらね♪」的満足感が…(笑)

あと一番感じたのが
「お役所さん」は
その範囲でしか仕事をしないんだろうなってこと
酒井和歌子扮する知事の「私は前向きに検討しますと言ったはずです」
この一言に尽きる。

そして
私なりのこの映画のキーワードは
〔エスプレッソ〕

エンドロールの流れる直前のワンシーン
「お役所」にも野村が空けた風穴が民間とのパイプになっていくのだろうかという
少しの希望が見えた気がした。
みかたひとつで
人は変われるし 変わるんだということです。

思いっきり民間人の私としては
「お役所さん」にも観てもらいたいと思う映画でした。
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by miniusagi52 | 2006-03-03 20:59 | 映画

きてくれてありがとう


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